夏の停電でも冷蔵庫が止まらない安心を
電気代の高騰や自然災害による停電が増える中、「家庭用蓄電池ってどう選べばいいの?」と迷う方が増えています。
もし真夏の停電でも冷蔵庫が動き、夜には照明がつき、家族で安心して過ごせるとしたら。
そんな暮らしを支えるのが、家庭用蓄電池です。
蓄電池は「電気をためて必要なときに使う」システム。
太陽光発電と組み合わせれば、昼間に発電した電気を夜に活用できます。
購入電力量を抑えられるだけでなく、停電時にも生活を守れる安心感が得られることから、福岡・佐賀でも注目度が高まっています。

蓄電池を選ぶときの基本ポイント
容量(kWh)
容量は「どれだけ電気をためられるか」を示す数値です。
4人家族で冷蔵庫・照明・スマホ充電など最低限の家電を使うなら8〜10kWh前後が目安。
容量が小さすぎると停電時に早く電気が尽き、大きすぎると初期投資が割高になるので、電気の使用量や在宅時間を参考に選ぶのが確実です。
出力(kW)
容量が大きくても出力が小さいと複数の家電を同時に動かせません。
例えば電子レンジとエアコンを同時に使いたいなら、定格出力3.0kW以上のモデルを選ぶと安心です。
サイクル寿命
蓄電池は充放電を繰り返すごとに劣化します。
最新の製品では50%放電で12,000回/80%放電で8,000回と長寿命で、15~20年以上の使用を想定できます。
保証条件や交換費用も確認しておくと安心です。
設置・耐環境
福岡や佐賀は台風や塩害リスクがある地域。
IP65相当・重塩害地域対応モデルを選べば、沿岸部でも安心して設置できます。
屋内型は気温の影響が少なく寿命が長い傾向がありますが、スペースに制限があるため下見が必要です。
よくある質問(FAQ)

補助金はあるの?
はい。国や自治体によって補助金が設定される年度があります。
ただし条件や金額は毎年変わるため、最新の公募要項を確認することが必須です。
太陽光発電と併用できる?
可能です。
昼間の余剰電力をためて夜に使えば電気代の節約に直結しますし、余剰分を売電することも可能です。
停電時は自動で切り替わる?
多くのモデルは停電を検知すると自動的に蓄電池へ切り替えます。
非常時でも特別な操作が不要で、冷蔵庫や照明がそのまま使える安心感があります。
メンテナンスは必要?
リチウムイオン電池を採用しているため、基本的に定期的な点検程度で済みます。
フィルター交換や水の補充などは不要で、長期間安定して使用できます。
家族構成・ライフスタイル別の目安
- 単身・夫婦二人暮らし → 5.8kWhクラスで十分
- 標準的な4人家族 → 11.5kWhタイプが安心
- 大家族・長時間停電を想定 → 17.3kWhモデルがおすすめ
「どれを選べばいいか分からない」と思ったら、まず家族構成と同時使用家電の合計消費電力を確認するのが第一歩です。
エコライフ取り扱い|ホームプロシューマ対応蓄電池
有限会社エコライフでは、九電テクノシステムズが提唱する「ホームプロシューマー」に対応した蓄電池を取り扱っています。

- 5.8kWh(EJ1-HB58-Q):単身や共働き世帯向け
- 11.5kWh(EJ1-HB115S-Q/EJ1-HB115-Q):標準的な家庭に最適
- 17.3kWh(EJ1-HB173-Q):大家族や長時間停電対策を重視する家庭へ
出力は3.0kW(最大5.0kW)/5.9kW(最大8.0kW)、100/200V対応で全負荷・特定負荷の両方式を選択可能です。
さらにIP65相当、防塩害対応モデルもあり、九州の気候条件でも安心して導入できます。
どう選べば失敗しない?3つの実務的ポイント
- 停電時に「何を止めないか」を決める
冷蔵庫、照明、通信機器など優先したい家電をリストアップし、必要な出力を把握。 - 日々のピーク電力を確認する
電気料金明細やスマートメーターのデータを見て、同時利用のピークを押さえる。 - 運転モードを生活に合わせる
「グリーン(再エネ優先)」「経済(夜間充電→昼放電)」「安心(非常時に備える)」を家庭に合った設定にする。
まとめ:安心できる暮らしへの第一歩
家庭用蓄電池は「停電時の安心」「電気代の抑制」「環境への貢献」を同時にかなえる設備です。
ただし製品によって容量や出力、補助金の条件は異なります。
- わが家にはどの容量が合うのか
- 最新の補助金を活用できるのか
- 太陽光と組み合わせるとどのくらい安心できるのか
こうした疑問を一つずつ解消することで、納得できる選択ができます。
家庭に合った蓄電池を知りたい方、最新の補助金情報を確認したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。